あんなに亮平を怪しんでいた翔太が裏切り者だとしたら、夜のうちに亮平を石にするはず。
でも石になったのは愁だ。
ということは......。
刻々と迫る投票期限。
私は震える指で写真に触れた。
ごめんね、亮平。
投票時間が終わってドアを開けると、ちょうど翔太も部屋から出てきたところだった。
視線だけを合わせて、お互い無言のまま亮平の部屋へ移動する。
亮平は赤い石へ姿を変え、ソファに座ったまま動かなくなっていた。
翔太「後悔してない?」
すみれ「わからない」
でも、もう後戻りはできない。
翔太「そっか」
そのままなんとなく、2人でみんなの部屋を見て回った。


