Half in Doubt


すみれ「亮平が裏切り者なんでしょ?」
翔太「すみれ......」
すみれ「私を騙してたんだよね?」
亮平「ちょっと待ってよ、何の話?」
すみれ「昨日のお昼に愁を守ったから夜は守れなかった。そうやって言い訳するつもりだったんでしょ」
亮平「何それ、俺そんなこと一言も」
すみれ「言うわけないよね。私を味方につけて自分の身を守ろうとしてたんだもんね」
亮平「何言ってんだよ、すみれ」
すみれ「昨日照くんが犠牲になったのも、亮平の計算だったの?」
亮平「違う、あれは本当に忘れてて......」

もう、どんな言葉も保身のための嘘にしか聞こえない。

すみれ「亮平のこと、信じてたのに......」

視界が滲んでくる。
翔太はそんな私を慰めるように、肩に手を置いてくれた。
その様子を見ていた亮平が、矛先を翔太に向ける。

亮平「翔太、すみれに何したんだよ」
翔太「俺は何もしてないよ。何かしたのはやまの方じゃないの?」