翔太「ちなみに、俺が裏切り者だとしたら、やまを石にするかな。ダントツで怪しいし」
すみれ「......そっか」
翔太「あ、今、俺ならやりかねないな、って思ったでしょ」
すみれ「ううん!そんなことないよ!」
翔太「嘘ヘタすぎ。すみれは裏切り者に向いてないね」
すみれ「それ褒めてるの?」
翔太「うん」
すみれは信用できるよ、と微笑む翔太。
亮平の話題は自然と終わって、鐘が鳴るまでの間、私たちは他愛ない話をして時間を過ごした。
夜9時。
今日のゲームのお知らせの内容は、ゲーム開始時の仲間の数だった。
『ゲーム終盤になりましたので、開始時の仲間の数をお知らせします。
ゲーム開始時、あなたの仲間はあなたを含め8人でした。』
8人も仲間がいたのに......。
裏切り者を止めるために、いったい何人のメンバーを犠牲にしてしまったんだろう。


