慌てて目の下を押さえる私に翔太は「今はもう大丈夫だよ」と笑った。
翔太「でも、寝るときは場所に気をつけてね。12時になったらレーザーが発射されちゃうから」
すみれ「そうだよね」
12時になる前に目覚めてよかった、と少しだけホッとする。
翔太「......ゲームのことなんだけどさ」
向かいのイスに腰を下ろした翔太が再び口を開く。
翔太「俺、裏切り者はまだこの中にいると思う」
すみれ「......え?」
みんなを信じようとしてるすみれには悪いけど、と前置きして、翔太は話し始めた。
翔太「こんな考えも不謹慎だけど......もし照くんが裏切り者だったら、今日の夜は安心して過ごせる。でも、もしまだ裏切り者がこの中にいるとしたら?」
すみれ「今日もまた誰かが犠牲になる......」
真相はどうであれ、夜は着実に近づいている......。


