Half in Doubt


そのタオルを拾おうと手を伸ばしたところで、キッチンの方から声が聞こえた。

翔太「あ、おはよう」
すみれ「私、寝ちゃってた?」
翔太「うん。ぐっすり」
すみれ「そういえば、ご飯......!」
翔太「すみれが作ってくれたんでしょ?」

焦る私とは対照的に、落ち着いている翔太。

翔太「カレーは俺らであっためて食べたから。はい、これすみれの分」

翔太はそう言って、ラップに包まれたカレーライスのお皿を差し出してくれた。

すみれ「ありがとう。それで、今何時?」
翔太「夕方6時くらいかな」
すみれ「もうそんな時間!?」

あんまり眠れてなかったんでしょ?
と心配してくれる翔太。

翔太「今朝見た時、目の下のクマすごかったよ」
すみれ「えっ!?」