亮平「ごめん。少しの間、1人にさせて」
すみれ「......わかった」
結局亮平に何もしてあげられず、私は部屋へ戻るしかなかった。
だけど、部屋にいても何もできることがない。
何かしていないと落ち着かないと思った私は、1階に降りてみることにした。
1階の部屋は誰もいなくてしんと静まり返っていた。
ぐるりと部屋を見回して目に入ったのは、作業途中のままのキッチン。
そういえば、今日はまだ何も食べていない。
みんなの元気がないのは、お腹が空いているせいもあるのかも。
ご飯で少しでもみんなを元気づけられれば......。
そう思ってキッチンに立った。
......まではよかったけど。
すみれ「あれ?何か違う?」
昨日亮平と照がやっていたのを思い出しながらお鍋でご飯を炊こうとするけど、記憶の中の光景と目の前の状況がなかなか一致しない。


