「ミア、お城からお願いされた薬を届けて欲しいの。それと王様の体調が良くないらしいのよ、心配だわ。」

「お城に届けるのね、分かったわ。」

王様が体調悪いのはとても心配だけれど、私が近づける人でもないから...

私達が住んでいるところは、お城から少し離れて森に入ったところにある。"知る人ぞ知る秘密の薬屋さん"という名でやっている。

おじさまのネーミングセンスはわからない。


馬に乗り出かけた。

下町を抜けたところにお城はある。

せっかくだから下町を少しみてから行こうと思い、立ち寄った。


凄い、下町はこんなにも栄えていたんだなぁ。

ある雑貨屋さんに目がついた。
「このピアス可愛いですね。」

「あら!ありがとうございます!って、あなたは!!!」

「ぱぱ!!ちょっときて!3年前に助けてくれたお嬢さんだよ!まさかまた会えるなんて、嬉しいさ!」

「あ!お嬢さん!あの時は命を助けてくださり感謝します。そして、あなたの助言を聞いて家族で雑貨屋さんを開いたら、女性のお客さんやプレゼントを買いにと男性のお客さんまで、お陰様です。」

「それは良かったです!本当にとても可愛い雑貨屋さんです。」


「このピアス良かったら貰ってください。あの時は命を助けてくれて薬も頂いたのにお礼を何1つできなくて...」

「ありがとうございます。お役に立てて何よりです♪私はこれから用事があるので....また会えることができて嬉しいです。」