「ていっ!とりゃああ!」

「ミア!まーた剣をそんなに振り回して!いいかい?剣を使う時はまず精神を研ぎ澄ますんだ。どんなに敵の数が多くても、瞬時にどう動けばいいか判断するんだ。数ではない、腕で勝負すること。」

「精神統一、集中...集中.....!!!!」


凄い、敵がどこにいるのかはっきりみえる!


「見えたようだね。ミア、そろそろ剣の稽古は終わり。ソフィアのとこに行き患者様のお手伝いをしてきなさい。」


「ありがとう。自主練して次までにはレベルアップしてくるわね!おじ様またね!」

「あぁ、期待しているよ。」

期待も何も、ミアはいとも簡単に普通に5年間かけて身につけることもすぐ出来てしまう。

「怖いよ、私は....」