まぁっいっか…



とできるだけ早足で学校への

道を歩き出した



どうせ…

起こしに行っても

避けられそうだし…



なんて…


ぐちぐち思いながら


余計、早足で歩く





いつもと同じ道なのになぁ

どうしてこんなに広いんだろう?



長い…

広い…

寂しい…



いつのまにか早足が

とぼとぼとした足取りに戻っていく



「はぁ~」



溜息をつけば白い息

後悔したって遅いけど

昨日あんなことしなかったら



今、秋は俺の隣で…