「じゃあね…」 とできるだけ笑顔に手を振って 長蛇の列をかきわけて 全力疾走で走りだした 次々と遊園地に入ってくる 人々のなか私だけが逆走して 出口に向かう 途中出口の近くで 急に海斗のことが気になってしまって ちょうど受付のところで くるっと振り返った でも海斗はいなくて ただ人ごみが遊園地中に 広がっていた