「秋の顔には隼人が好きだって書いてある」 そう言って海斗は 私のほっぺを大きな手で 包み込んだ 包み込まれて 合わせられなかった 目線が強制的に重なる 海斗の瞳は メガネザルの瞳より 大きくて メガネザルより かっこいけれど 目の前に 海斗がいるのに どうしても頭には メガネザルの笑顔しか浮かばない