「生徒会室に行ったら抱いてもらえるとか」

「なっ!?」

サラッと放たれた友梨香ちゃんの言葉に、私はすぐに顔が赤くなった。

だ、抱いてもらえる!?

しかも生徒会室で!?

な、なんて破廉恥な……!!

「しかも、シてるときは爽やかとは真逆で、野獣みたいでギャップがあるとか」

フォークでスパゲティを絡めとりながら、かなり興味なさげに付け加えた祐希ちゃん。

そ、そんな噂があったなんて……。

全然知らなかった。

「もう、ご飯中にする話じゃないし、この話は終わり」

大和先輩に興味も何も無い祐希ちゃんの言葉に、スっと話題は切り替わった。

……だけど。