そう山口隼人君だ

何故か彼は顔が赤い

「おはようございます」

私はそう言ってクツ箱に行こうとしたら

「待ってください!」

私の腕を掴んできた

「何?」

「あ!ごめんなさい」

そう言って私の腕をはなした彼は

さっきよりも顔を赤くしていた

「き、昨日は突然告白してすみませんでした
香川先輩、多分オレのこと知りませんよね?」