翼くん……、蘭と気が合いそうだ。



「それじゃ、オムライスで良いですか?」



話を戻して、そう聞く。



「うん、良い」



そうしたら、翼くんは素直に応えてくれた。



「わかりました!出来るまでしばらく待っていてくださいね」



料理は結構好き。


しかも、オムライスとなれば、わたしの得意料理だったりする。



オリジナルの作り方も、シェフの人に教えてもらったんだ。


美味しいものを作って、翼くんに喜んでもらいたいな。



そう思って早速作り始めていると、じっと視線を感じた。



「そ、そんなに見られたら、緊張しますよ」