憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡

「そうだな…。
俺だって実感わいてないし。卒業したら、音羽に会う時間が短くなるし…。
この先が不安」



会長様のくせに。
弱気になっちゃって!



「翼くん!翼くんはこの学園の生徒会長なんですから、もっと自信もって良いんですよ?
みんなが認めてるんですから」


まっすぐ見つめてそう伝える。
翼くんは、自分を下に見すぎだよ?


わたしからしたら超ビッグな人なんだから!



「…ん、音羽に言われたらなんか元気出た」



そう言ってふわっと笑う翼くんに、わたしも自然と笑顔が浮かぶ。



「…良かったですっ!」



わたしなんかが出来ることならなんでもするつもりだから。


翼くんの為なら、なんだって出来る気がするんだ。