憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡

翼くん、色っぽい女の人に弱そうだし。
…失礼か。



「は?そんなの興味ないし。
音羽よりいい女なんていないと心底思ってるから」


「…っ」


翼くんは、わたしをどれだけ甘やかしたら気が済むんでしょう?


もう、これ以上好きになったらあと戻りできないほどに。



「…翼くんはわたしにとって世界一カッコよくて、優しくて、ちょっと意地悪で、甘くて。
こんなわたしを愛してくれる、大好きな彼氏です」



こんなに好きにさせてどうするの?
責任とってよ?
…翼くん。



「音羽、俺、心臓痛いんだけど」


真顔でそんなこと言う翼くん。


「ええ?!
どうしたんですか、ま、まさか…病気?!」


こんな時に?!
不整脈出ちゃったの?