憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡

会長様は、嫉妬深いらしく。



「授業中も、音羽が他の男子と喋ってんのかな、とか考え出したら嫉妬で狂いそうになるし」



「あ、それは心配ありません!
わたし、なんたって寝てたんですもん!」



あはは〜と能天気に笑うわたしを他所に、まだまだ話し足りないご様子の翼くん。


「俺、音羽が言うほど優しくないよ。

…音羽のこと見てる男子、全員抹消したいとか思ってるやばいやつだから」


ふいっと顔を逸らしてそんな告白をしてくれる翼くんは。


わたしからしたら全然、分かってないよ?



「…翼くんは、わかってないです。

わたしがどれだけ翼くんのこと好きだと思ってるんですか?他の男の子なんて興味の"き"もないですからね?」


翼くんは、心配性だから。
言葉で足りないほどの愛を、伝えたい。