憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡

「…さすが音羽。
まあ、こうなるとは大体予想ついてたけど」


「え、呆れないでくださいよー!」



わたしだって、反省…してるんだから!

明日からは絶対に時間通りに来るから。
今日はたまたまだよっ?!


翼くんに呆れられたらあとの3時間ほど、ショックで集中出来ないよ!



「いいよ、別に。
明日からちゃんと来るなら」



「翼くん〜!!」



やっぱり翼くんだよぉ〜。
優しい、本当に。


こんな出来損ないわたしを広い心で受け止めてくれるんだから。
感謝しなきゃだよね。


「でもさ、俺、音羽のいない家がなんか違和感ありまくって寂しかったんだけど」



どうしてくれんの、と嬉しいことを言ってくれる翼くん。


「ええ、わたしだって今日…寝れなかったんですもん」