翼くんのクラスに向かいつつ、出し物を聞いてなかったなぁと考える。



何するんだろう…?


気になる〜!
聞いとけば良かったな。



頭を捻りながら歩くも、なぜか視線が気になってしまう。


なんか、めちゃめちゃ見られてる感じ凄いんですけど!気のせいじゃないよね、これ!



特に、男性の方の視線が…。



文化祭ってこともあって、生徒以外の人たちも遊びに来ているわけで。



知らない顔がたくさんで、なんだか怖くなってきたよ。


ああ、翼くんどこ?!


焦りながらも3年B組に到着。



真っ先に翼くんを探すけれど、見当たらない。



…と、教室の看板が目に入った。




「…ホラーハウスB組?」