雲上の姫

そのあと2人は私に聞こえないように何かを話していた



そして



「あのね、あなたが記憶をなくす前のことはやっぱり話せない。ただ味方だってことはわかった。真実を話すとあなたが辛くなってしまう...」




「それでもいいから知りたいんです!」




「だめよ。せめてあなたに記憶が戻ったときに全てを話すからそれまではがまんして。」



「わかりました...」