雲上の姫

ハルのお母さんに杖を渡されて持ってみた



その瞬間なにかの感覚を思い出したように私は杖に念を込め、水の結晶のようなものを出した



!?



「水の魔法を使えるの?」



「え...なんで私...」



「おかしいな...」



ハルとハルのお母さんは何かを考え込んでいる



「あの...どうかしましたか?」



「あなた...ディアーナの何なの?」



「ディアーナ...?それはなんですか...?」



「ほんとに知らないのか、敵かがわからない...どうしよう...」