雲上の姫

船の音で目を覚ました



叔母様が帰ってきたんだわ



お母様、お父様どうか私たちをお守りください



もうすぐ勝負が始まる...!



「...」



「お久しぶりですね。レイラ姫。まさか生きていたとは...。まあ今日は私がこの目であなたの死を見届けるわよ」



感じるのは憎悪の視線



私も同じような目をしてるに違いない




「あとでまた会いましょう」