雲上の姫

地下牢に近づくにつれ、兵が増えてくる


近くの木の影に隠れている振りをしたらすぐに見つけてくれた



「レイラ姫がいたぞ!」


怪しまれないように急いで逃げる



前からも出てきて囲まれた



素直に捕まれば余計に怪しまれる



だから魔法で攻撃をしたりしながら挑発した



「申し訳ありません。レイラ姫。牢にお戻りください」



ディアーナに私を連れてきたあの女王様の手下にそう言われた



「いやよ」



だけど私は反抗する



「やれ」



「いやぁぁぁぁ」



手を後ろで掴まれ、囲まれながら連れていかれる



これでよしっと