雲上の姫

「あ、そろそろディアーナの人たちのところに行って現状の確認と協力をお願いした方がいいわね」



「じゃあ俺とクレアとリア様の三人でそれは行こう」



「えぇ...つまんないの」



「作戦考えといて」



「りょーかぃ」



「みんな私の事覚えてないかも」



「お姉様のこと忘れるわけないでしょ」



「俺も忘れられてるかもな...」



「え、ハルってこっちの世界に住んでたことあるの?」



「おう。途中で母さんに呼ばれて下に降りたけどな」



「じゃあこっちではお母さんと一緒に生活をしてないのね」



「まぁ連絡は取ってたしたまに会えたからそんなに寂しくもなかった」



「色々裏で動いてたのね...」



「まあな」