雲上の姫

「リア...?」



リアの手がピクって動いた気がした



そして瞼が開かれていく



「お...姉さ...ま...?」



「リア...!」



気がついたら2人で抱きしめあっていた



「良かった...本当に良かった...!」



「私...でもなんでここにいるの...?あれ?私事故にあって...そうだ!お母様とお父様は?大丈夫だった?」



「2人は...亡くなったよ...」



「え...」



「あれからあったことを全部話すわ」