飲み会は、去年と比べると落ち着いた感じだった。
知っているメンバーは半分ぐらいになってしまっただろうか。
去年はバカ騒ぎしていた空気が。
半分以下になって。
でも、何故か俺の周りにはオバチャン集団が集まって。
東京での仕事ぶりを尋ねられ。
勝手に写真を撮られそうになるのを、必死で阻止して。
2時間の居酒屋での飲み会は終了した。
2次会のカラオケにしつこく誘われたけど。
全力で断って。
カッチャンと合流して。
電車に乗った。
「相変わらず、王子はモテモテですね」
フフフと笑うカッチャンに安心する。
「久しぶりだね、カッチャンと話すの」
「そうですね…」
カッチャンは目を合わせてくれなかった。
横顔を見ると、やっぱりやつれていた。
痩せたのかな。
頬がこけている。
不安になって何か言おうとしたら。
「東京での生活はどうですか?」
と、カッチャンが尋ねてきた。
「東京ねー、大変だね」
仕事を思い出しただけで、どっと疲れが出てくる。
「東京行ってから、王子と全然会わないですよね」
「あー、俺。今、東京に住んでるんだわ」
そう言って。祐太郎のことや東京での生活を話した。
ふと、カッチャンの彼氏のことがよぎったけど。
今は、聴けないなと思った。
知っているメンバーは半分ぐらいになってしまっただろうか。
去年はバカ騒ぎしていた空気が。
半分以下になって。
でも、何故か俺の周りにはオバチャン集団が集まって。
東京での仕事ぶりを尋ねられ。
勝手に写真を撮られそうになるのを、必死で阻止して。
2時間の居酒屋での飲み会は終了した。
2次会のカラオケにしつこく誘われたけど。
全力で断って。
カッチャンと合流して。
電車に乗った。
「相変わらず、王子はモテモテですね」
フフフと笑うカッチャンに安心する。
「久しぶりだね、カッチャンと話すの」
「そうですね…」
カッチャンは目を合わせてくれなかった。
横顔を見ると、やっぱりやつれていた。
痩せたのかな。
頬がこけている。
不安になって何か言おうとしたら。
「東京での生活はどうですか?」
と、カッチャンが尋ねてきた。
「東京ねー、大変だね」
仕事を思い出しただけで、どっと疲れが出てくる。
「東京行ってから、王子と全然会わないですよね」
「あー、俺。今、東京に住んでるんだわ」
そう言って。祐太郎のことや東京での生活を話した。
ふと、カッチャンの彼氏のことがよぎったけど。
今は、聴けないなと思った。