婚活やめたら運命の人が待っていた

結局この日は20人くらいの男性と話したけど、やっぱりピンとくる人は1人もいなかった。


1人だけモノ好きな人がいて「もっと話したい」って言ってくれたけど、1500万の年収と口臭のキツさを天秤に掛けて早々と「パス」の判定を下してしまったから。




「今回もダメかぁ……。」




帰り道の表参道の路上で今日のパーティーを振り返りながら、思わずそんな独り言が漏れる。




6月最初の日曜日の夕方。


結婚式場の多いこの界隈だからか、一般的に世間が休日の今日は、パーティードレスやスーツを身に纏った男女が引き出物の入った紙袋を手に下げて通りを行き交う姿が目立つ。


ジューン•ブライドの季節だから結婚式が多いのかな?

それとも、単純に私が寂しいから意識してしまうだけ……?