先生は溺愛ダンナさま

そこまで、メッセージをやりとりしていたら、ちょっと顔が火照ってきてしまった。


私ったら、ご褒美ってワードに弱すぎるんだから。


実家の自分の部屋のベッドでゴロゴロしながら、彼のことを想っている。


そういえば、結婚前はこうして離れてそれぞれ夜を過ごすのが当たり前だったのに。


結婚した今は1日だって彼と離れて眠るのが辛くてたまらないなんて。


私、もう理人さん無しじゃ生きられないよ。そのくらいに彼が好きだもん。


その日は、改めてそう実感して寂しい独り寝の夜をすごしたのでした。