「そうなんだ、いや、そんなページはもう開きたくないんだけどなぁ。こうして朝帰りしてるのも俺は恥ずかしいし」
「そんなことないもん、楽しいよ」
ギュッと彼の腕に抱きついた。誰もいない車両だからやりたい放題の私。
「そうか、すみれは楽しそうだな。これからも、すみれを楽しませてあげられるかな。俺はつまらない面白みのないおじさんだし」
「また、そんなこと言うんだから」
なぜか、自虐的になる私の旦那様はとても真面目な人だ。
ちょっと俯いている彼の頭をヨシヨシと撫でてあげた。
「このままどんどん駄目な夫になりそうだ、どうしょう」
「理人さんが、駄目な夫なら私も駄目な妻だよ。だって嫉妬して勘違いして拗ねてばかりだし」
「そんなことないもん、楽しいよ」
ギュッと彼の腕に抱きついた。誰もいない車両だからやりたい放題の私。
「そうか、すみれは楽しそうだな。これからも、すみれを楽しませてあげられるかな。俺はつまらない面白みのないおじさんだし」
「また、そんなこと言うんだから」
なぜか、自虐的になる私の旦那様はとても真面目な人だ。
ちょっと俯いている彼の頭をヨシヨシと撫でてあげた。
「このままどんどん駄目な夫になりそうだ、どうしょう」
「理人さんが、駄目な夫なら私も駄目な妻だよ。だって嫉妬して勘違いして拗ねてばかりだし」



