柚子のその言葉でピタリと手が止まる。



止まったその手の先には柚子の頬。



これはもう、完全に無意識·····。



というか、柚子も悪い。



「ねぇ、その格好誘ってる?」

「·····え?」

「スカート、短い」

「可愛いかなって·····思って·····」

「可愛すぎなんだよ」



それにそのタイツ·····。



脱がせたい欲求がすごいです。



最近のムラムラが今ドッと押し寄せてきた感じ·····。



白色ニットなんてもってのほか。



色気やべぇ·····。



「これ、掛けて」

「·····うん」

「見たくないわけじゃねぇから。むしろ見たいし」

「へっ!?」

「集中をそこ1点にしないためだから」

「そ、うですか·····」

「そうです」



俺の気持ち、そろそろ察して?