溺愛ホリック

イケメンで人気者の豹くんを独り占めしてるって疎まれることはしばしば。



そんな時助けてくれるのはまたもや豹くんで。



私は豹くんに助けられてばかり。



豹くんの本音は聞いたことない。



たぶん、お姉ちゃんに言われたから、使命感で私のそばにいてくれてるんだと思う。



「今日も豹くんカッコいいって言われてたよ」

「だる·····。よくそんな毎日言ってられるよな」

「モテモテだね」

「嬉しかないね」



豹くんは他のモテモテ男子と違って、女の子から好かれることに好感を持たない。



人並みに恋愛はしてるんだろうけど、直接そんな話は聞いたことない。



この気持ちも封印した方がいいのかなって、何度も思う。



今日はお姉ちゃんがバイトの日だから、バイトをしてるカラオケ店へ送ってくれた。



豹くんはバイトじゃないのに、ほんとに罪悪感·····。



きっと、私から解放してあげる方がいいのだろうけど。



私の中で、もう少し豹くんとこのままでいたいって気持ちが大きいんだろうな。