セクシー水着に身を包んで、先生の前に行くと。

カッコつけな私に合わせて

恋人繋ぎでお姉ちゃんの前を歩いてくれた。

耳許でコッソリ『顔が赤いぞ!』ってからかいながら。



ねぇ、先生。

可愛いげのない私だけど。

呆れないで側にいてね。

いつかきっと…………

素直で可愛い女の子になる?………から。

初々しいお姉ちゃんを、羨ましく思いながら

ソッと先生を見つめたら。

『大丈夫』の変わりに

いつもと変わらないキスを、頭の上に降らせてくれた。