俺は、久しぶりにある場所に向かった。

それは、公園・・。

俺達がまだ子供の時によくここに来て遊んでいた場所。
もうずっと来ていなかったから、なんかすげー懐かしい。
だから、久しぶりに公園に向かった。
だけど、俺が公園に来た理由はそれだけじゃない。

それは、アイツと一緒に掘ったタイムカプセルを掘り返すこと・・。

小さい頃から流星は、色んなことがあった。
そのせいでアイツは、あんまり人を信じなくなった。
だから俺は、絶対お前を裏切らない。
何十年経っても俺らはずっと友達だから。

アイツがもう一度人を信じられるように・・俺はそこらの人とは違う。
そんな意味も込めて俺はアイツが20歳になった時、一緒に掘り返しに来ようって約束をした。

なぁ・・流星。
お前が20歳になっても、今お前がここにいなきゃ意味ねぇーんだよ・・。
俺は、こぶしを強く握った。