「三上くん、今日の二時間目の社会の時間と給食の時間と放課後の教室で、田中 健児くんに向かって“殺すぞ”って三回言いましたよね」 目がキョロキョロと泳ぐ三上くん。 「俺、そんなの言ってない──」 「嘘を付いても。無駄だよ。ここに証拠があるから」 録音機から音声が流れ始める。