「それに東京とかまでの大都会じゃないけど商業都市だからあったとしても深くは調べられないんじゃない?」

確かに私たちの住んでいる町は田舎といっても会社のビルや山の方には工場があり人口もそこそこいるのでいかにもあります!という感じではない。

「まぁ確かに今はそうじゃないか知れないけど昔はどうだったかなんてわからないじゃない。おばあちゃんとかにけば何かは出てくるでしょ。」

「かなぁ。今日電話して聞いてみよっかなぁ。」

「そっか。奈々(なな)のおばあちゃんって離れて暮らしてるんだっけ。」

「うん。だからおばあちゃんが住んでるところとかの伝承聞いてみる。」

「私もおばあちゃんにこの町の伝承とか聞いてみるよ」

「了解。じゃぁこれからスチバいこ!今日から新作発売だし!」

「いいね!いこ!」