だからその女の子には友達とかもなかなかできんなかったと思います。周りの家族が全員が全員祝福するという感じではなかったのでしょう。中には妬ましく思っていたのかもしれないです。

いざ婚儀が行われたときこんな話が残っています『社に入ってから複数の物音がした後に花嫁は消えた。残されていたのは母親が送った以外の簪』です。このことはさっきの考察と考えると人間のうす汚い感情が見えてくるような気がします。

もし気に食わない人が偉い人のところへ嫁入りしようとしてその手伝いをしようとしたら。何かしら嫌なことをしたかったのだと思います。ですがその思いが簪に移った締まったのかもしれないです。それを感じた神様がほんとに祝福していた母親の簪以外を抜き取って捨てたのかもしれないです。だってそんな嫌な思いの詰まった飾りを自分の家に入れたくないですからね。

しかも神様の花嫁さんにそんなことをして村に何もないとは考えられません。それで飢饉を起こしたのかもしれません。もちろんそんなことをした人達もただじゃ行かなかったのかもしれないです。