私の目の前まで来た先生を見上げる。
「そんな時間はかからない。
ちょっと今から生徒指導室に来てもらえないか?」
返事ができずにいる私に、
「何か大事な用事があったか?」
私はかぶりを振るのが精一杯だった。
「そりゃ、助かる。ってか平野、どうしたんだ? そんなに動揺して。
何か先生に言えないようなことしてるんじゃないだろうな?
私の動揺を和らげようとしているのだろう。
先生はいじわるそうな笑顔でそう言った。
「ばっ、そ、そんなことしていません!」
そのおかげかようやく声が出た。
「今からでも大丈夫です。
このまま指導室に向かっちゃっていいんですか?」
「おっ! 本当に助かるよ。
あぁ、悪いんだけれど指導室で待っててくれ。
職員室に寄ってから俺もすぐに行くから」
いつも一緒に帰るグループのみんなは心配してくれた。
大丈夫、私は悪いこともいいこともしてないもん。みんな先に帰っていいよ。
昇降口へと向かうみんな。指導室へと向かう私。
真反対の方向へと歩みを進めることとなった。
「そんな時間はかからない。
ちょっと今から生徒指導室に来てもらえないか?」
返事ができずにいる私に、
「何か大事な用事があったか?」
私はかぶりを振るのが精一杯だった。
「そりゃ、助かる。ってか平野、どうしたんだ? そんなに動揺して。
何か先生に言えないようなことしてるんじゃないだろうな?
私の動揺を和らげようとしているのだろう。
先生はいじわるそうな笑顔でそう言った。
「ばっ、そ、そんなことしていません!」
そのおかげかようやく声が出た。
「今からでも大丈夫です。
このまま指導室に向かっちゃっていいんですか?」
「おっ! 本当に助かるよ。
あぁ、悪いんだけれど指導室で待っててくれ。
職員室に寄ってから俺もすぐに行くから」
いつも一緒に帰るグループのみんなは心配してくれた。
大丈夫、私は悪いこともいいこともしてないもん。みんな先に帰っていいよ。
昇降口へと向かうみんな。指導室へと向かう私。
真反対の方向へと歩みを進めることとなった。
