「………!」
「可愛い」
いきなり顔を近づけられた事にビックリして固まっている私を見て絢人は満足そうに笑うとそのまま部屋を後にした。
なんなんだ、あれ。
チャラい、チャラ過ぎるよ。
いつもの事だけど。
「遥くん、絢人チャラいよ」
絢人が部屋を出たのを見てから遥くんに向き直り言うと
「絢人らしいんじゃない?」
なんて笑いながら絢人にクシャクシャにされた私の髪の毛を優しく直してくれる遥くん。
遺伝なのか二人とも人との距離は近いけど、何故だか遥くんにはチャラいと感じない。
それは好きな人だからなのかな?



