よい、しょ。 よい、しょ。 抱えている紙が落ちないように、尚且つ私自身が転んで紙をバラ撒かないように階段を上りやっと二階に着いた。 ……疲れた。 ………重いよ。 でも後一階で三階だ。 頑張るぞ、と三階へと続く階段を上ろうと足をかけた時 「依良?なにやってんの」 廊下を歩きながら絢人が私の所まで来た。 「絢人…!」 「なに大量に抱えてんの」 大量の紙を抱えている私を見てクスクスと笑う絢人に事の発端を説明した。