「依良もあと二年もしたら大学生か…」
感慨深くそう言った遥くんに「あと二年も先だよ」と笑えば遥くんは寂しそうに「そんなのすぐだよ」と言う。
「でも私が大学生になる頃には遥くんは大学卒業しちゃってるね」
「そうだね」
四歳差の遥くんとは小学校しか一緒に通えなかった。
それも二年間だけ。
遥くんと一緒に学校生活を送ってみたかったな…。
そんな事を考えていた私は軽はずみな言葉を発してしまったのかもしれない。
四歳の差が大きい事なんて私が一番わかっていたはずなのに……。
大学も遥くんと一緒に通えない寂しさに、
遥くんに四歳差なんて小さい事だよと慰めてほしいが為に…
「四歳差なんてそんなに変わらないのに…」
こんな事を言うなんて、どうかしてた。



