インナモラート 【完】





今日は柏木くんと約束した日。



約束通り街をブラブラして、カフェに入ったりした。



カフェを出て再び街をブラブラしていると、通りにある賑やかな場所を柏木くんが指さした。



「ね、ゲームセンター行かない?」

「ゲームセンター…」

「そういうところ苦手?」

「違う、あんまり行ったことないから…。行ってみたいな」


そう言うと「ゲームセンター行ったことないんだ」と驚かれた。






「すごいね」


二人でゲームセンターの中に入ると耳が痛くなる程の爆音が聞こえてきた。

その音の正体はたくさんあるゲーム機の音。


音にも、たくさんのゲーム機にもビックリした。


ゲームセンターには数回しか来たことがない上に最後に来たのも小学生の頃。

あんまりゲームには興味がなかったし、絢人達と来る事もなかったから。



だけど小さい頃は興味のなかったゲームだけど色んな種類のゲームを見るとワクワクしてきた。



ユーホーキャッチャーだけじゃなく、リズムゲームもある。




「ユーホーキャッチャーやろう」


私がキョロキョロと周りを見ていると柏木くんに促されてユーホーキャッチャーのところへ向かった。


柏木くんがお金を入れたユーホーキャッチャーにはウサギのキャラクターの小さなぬいぐるみ。



偶然だろうけど私の好きなキャラクターだった。