兄貴と依良に一緒になってほしい。 俺の一番大切な子を兄貴になら任せられる。 兄貴なら依良を幸せにできる。 それは本音なはずなのに… 今でもそう思ってるはずなのに… 兄貴がその気なら、俺だって───。 だけど────。 ――――― ―――――――――― 絢人 SIDE