「また舌打ちした!」
「依良が離れるからだろ」
「絢人がくっつくからでしょ?」
「いつもの事じゃん、それとも何?皆の前だから恥ずかしいの?」
「ちっがう…!」
絢人のからかう様な口調に思わず叫んだ。
確かにいつもの事だし皆の前だから恥ずかしいんだけどっ、
でも、でもっ…、何だか絢人の言い方だとまるで二人の時はくっついてるのが当たり前みたいで、恥ずかしくなった。
絢人がよくくっついて来るのは事実だけど!
「と、とにかく変な言い方しないで!」
そう言いながらピシッと絢人を睨んでも効果は無いようで、
「可愛い」
なんて事を顔を緩めて言っている。
「馬鹿!もう意味わかんない!」
そんな絢人に怒ってそう言えば
「怒んなよ」
とまた顔を近づけられる。



