インナモラート 【完】







会場を後にした私は一度遥くんの家に寄って着替えを持ってから、家に帰ってきた。


ドレスは皺になるといけないから家に着くとすぐに壁に掛けた。





部屋着に着替えた私はボスッという音が出るくらい、勢い良くベッドに倒れこむ。








パーティーはすごく楽しかった。

すごく、すごく、楽しかった。のに……。



心がモヤモヤする。




皐月さんを見てから、心がモヤモヤしてしょうがない。




遥くんと皐月さんはどういう関係なんだろう。

遥くんは皐月さんが好きだったりするのかな?


美人だし、大人だし、スタイルも良いし、皐月さんはきっとモテるんだろうなあ…。





遥くんが皐月さんを好きだったらどうしよう…。


さっきも私と過ごしてくれてたのに、皐月さんの所へ行ってしまったし…。




…………ヤキモチだ。





私、嫉妬してるからモヤモヤするんだ。





自覚すると益々、自分の子どもさとわがままさが嫌になってくる。







ギュッと唇を噛み締めて、枕に顔を埋めた。