昨日の歩人さんと千架さん、それに絢人。
なんだか皆様子が変だよ。
「遥くん、何かあったの?絢人も朝ようすが、わっ…!」
私がそう言った瞬間、一瞬フワッとした感覚になったと思ったら背中に感じるソファーの柔らかい感触。
私の体は遥くんに押し倒された。
その事が理解出来た途端に頭が真っ白になり、心臓がドキドキドキドキと加速する。
「は、遥くん……? 」
私を上から見下ろす遥くんの表情は見たことないくらいに切なくて、それなのに激しい感情が見え隠れする瞳は妙に色っぽさを含んでいた。
「依良…」
遥くんの綺麗な唇から私の名前が紡がれたと思った瞬間には、
「きゃっ、!」
私を抱き締める様に遥くんが覆い被さり、首もとに顔を埋めた。



