「えみ、はるな、えみの部屋に寝かせておくよ。」
「オッケー。よろしく。」
「じゃあ、私ははるなが起きた時、不安にならないように傍にいるね。」
と、まなちゃん。
「私は、はるなの好きなりんごジュース買って来る。」
と、ゆうかちゃん。
さすが、二人とも切り替えが早いし、常にはるなのこと考えてる。
この中では二人が一番はるなと長くいるしね。
「二人とも、よろしく。」
さてと、そろそろ本題にいかないと。
「ももかちゃん、まずはこの二人にはるなの説明お願い。」
「私?分かった。…さっき私が抱えてた子は、私の従姉妹の岩見 はるな。今日から一応聖桜高校の一年。小さい頃から極度の人見知り。…そして、本人は知らないけど…対人恐怖症。」
「対人恐怖症…」