「…いえいえ。で、どうする?誰が行く?ももかちゃんとあきちゃん以外で。」
すると、ももかちゃんとあきちゃんがましろちゃんの方に振り返った。
「「ましろちゃん、それどういう意味!?」」
ましろちゃんは詰め寄る二人をかわして言う。
「そのまんまの意味だけど。じゃあ…かのほちゃん、一緒に行こう?」
「オッケー。」
「えみ、いいよね?」
「もちろん。そこの二人なら安心だよ。よろしくね。」
えみちゃんもかのちゃんも、最初からこうなることを分かっていたみたいだ。
ももかちゃんとあきちゃんは落ち込んでいるけど、同情は…しないかな。
だって、ましろちゃんの言ってることは間違ってないからね。
私がそんなことを考えていると、突然雅が口を開いた。



