感想ノート

あなたとお話できたら、と思います



  • 高校生の頃、同じような学級崩壊の環境にいたのを
    とても思い出しました。他者が痛いことはわかっているのに
    黙って聞いて、笑って。
    庇うでもなく、簡単に人は弱さや自衛に傾き、
    とんできた化学の先生に怒鳴りつけられても、
    心の奥底でみんながせせら笑っていました。

    忘れられずに握って思い出すことで
    罪から逃れようとしている。なんだか自分のあさましさ
    みたいなものをまざまざ感じさせられて、
    所詮人間、と突きつけられたようなリアルさです。
    物事をなんとか正当化して、
    あの時はそうするしかなかったなんて常套句を掲げて、
    いまを生きてるところがいじめと一緒だと知っていました。
    私が思い出しただけ先陣を切って傷つけた誰かが
    思い出しているのか,とたまに記憶をなぞって
    物思いに耽っている、自分が不気味だなと思います。

    2021、大好きなえまさんの世界に触れられて良かったです。
    心から、ありがとうございました。

    今嶌ろね 2021/01/16 11:11

    ろねさん…………!お返事の方とっても遅くなってしまい申し訳ありません。

    ろねさんの存在でわたしは自分の位置を確認するみたいなところがあって、今日も大好きです!(こんなところで大声で言うことでないですが、許して……!です!)

    ろねさんと同じような気持ちをほんの少し抱いてます。過去を清算するために書いたわけではないのですが、私も忘れられずにずっと心に引っかかったままのことがあります。それをどうにか言語化しようとした結果が、これのような気がします。過去とみなしたものに対して、この物語を思い出す度に私自身もそこから一生別離できないという事実を突きつけられるような気がします。恥ずかしく浅ましい思考回路かもしれませんが、そのような過去をもつどこかの誰かと何かを共有できたらと思っていました;_;

    ろねさんの物語にも、ろねさんの思春期?や、きっと生きていく上でうけた苦しくさや、痛くて切ないトゲを感じる時があります。私もろねさんも様々な後悔があるのかもなんてぼんやり思っています。ろねさんの感じたことを知れて、私は何故かほっとしました………どうしてだろうなぁ………。

    綺麗事にできないことばかりを、綺麗事にしないまま物語として綴りました。それでも、やはり、誰にでも、どんな酷いことをした人にも、お守りみたいなものがあればいいなと、そんなことを思っています。

    この物語を読んでくださり本当にありがとうございました。感想まで頂けて、わたしは幸せです。今日も今日とてラブであり、2021年もどうぞよろしくお願いします!

    作者からの返信 2021/02/21 18:13

  • このサイトで初めて読んだ作品です。
    すてきなお話でした。ありがとうございます。

    誰かがどこかに持っている俗世的な世界観と、儚くて綺麗で透明な灯さんの世界観が重なって、不思議な気持ちでした。

    あの先生。あの子。あの教室。あの放課後の匂い。
    ぜんぶ自分の持っている記憶で描かれながら、灯さんの美しい言葉で物語が進んでいきました。

    思春期の少女特有の、自分が中心で甘くて残酷な思考が苦しいほど伝わってきました。

    拙い感想で申し訳ないですが、灯さんに届いたら嬉しいです。

    ゆに 2020/10/29 15:27

    初めまして、灯です。思い入れのある作品なので、感想いただけたことがすごくすごく嬉しかったです。こちらが、ありがとうございますの気持ちでいっぱいです~(泣)

    自分の過去とも向き合って書かせていただきました。誰もが同じようなことや似たようなことを経験してるのではないかと思い、苦い思い出を共有できていたらと書いてから結構な時間が経った今は思います。

    透明でしたでしょうか?嬉しいです。

    花村さんが私の物語と一緒に自分の記憶をなぞってくださったのなら、書いてよかった、と思えます。美しいなんて、そんな(照)

    なるべく正しい言葉を選べているなら、いいなと思います。

    思春期の少女って、そうなんですよね。自分が悲しいくらい世界の真ん中にいるし、そこから滲み出る甘さや苦さがありますね。伝えられて、ほっとしております。

    拙くなんてないです~!本当に嬉しかったです。ぜんぶ、届いております。

    読んでくださり、感想までくださり、本当にありがとうございました……!

    作者からの返信 2020/10/31 18:56

  • 素敵な作品をありがとうございました。

    当方、えまさんの紡ぐ言葉、物語、世界の大ファンなので通知が来て飛びついたのですが 単に“素敵”という言葉で片付けてしまってはいけないような、でも私の頭の中に浮かんだ言葉ではとても言い尽くせない、そんな物語でした。

    並べられた言葉が表現が綺麗で美しくて、だからこそ余計に 否応ない現実と、醜さと、痛さと
    またそれともちょっと違うなにかが心の奥の奥をぐさりと刺してきました。

    痛くて、でもそれが心地よくて

    心を打たれた作品には同じくらいの表現で感想を送りたかったのですが 今の私には無理そうですので 今は素敵でした、としか。

    ありがとうございます。
    また時間をおいてゆっくり読み返したいと思います。

    結季ななせ 2019/10/19 22:51

    結季さんだ.......とてもうれしくて、うれしくて、仕方ありません。お久しぶりです、あなたの言葉をいただけて、とても幸せです。
    読んでくださったこと、本当にありがとうございます( ˶ ̇ ̵ ̇˶ )

    最近のわたしは少し世界に対しての反抗期がきているようで、久しぶりに書くということでときめきを読者様にプレゼントしたかったのですが、だめでした、わはは。

    結季さんをぐさりと刺してしまったわたしのナイフが、痛さだけを押し付けてしまったわけではなくてほっとしています。傷つけるだけの物語ではなく、ままらないものに確かな救いをいれられてたらと思います。

    届いてます。結季さんの言葉にわたし、救われてます。
    今はたくさん現実が大変な時期かと思いますが、どうか毎日ひとつは結季さんを笑顔にするものがありますように。色々応援してます。

    読んでくださり本当にありがとうございました❤︎"

    作者からの返信 2019/10/22 21:46

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