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園内にある応接間に通されたあたしは、エマの今日1日の様子について聞かされていた。
「最初は普通だったんですよ? 元気に挨拶をして、自由時間には友達と遊んで……でも、その遊びがちょっと不思議というか……」
そこまで言って口ごもってしまった。
あたしはすぐに昨日の出来事を思い出した。
「死体ごっこ……」
そう呟くと、先生は目を丸くして何度も頷いた。
「そうなんです! その、死体ごっこをクラスみんなに広めてしまって」
困った様子の先生にあたしは「えっ?」と眉を寄せた。
「死体ごっこは別の子がしていた遊びじゃないんですか?」
「いいえ。どの子に聞いても昨日からエマちゃんがやり始めたって答えるんです」
「そんな……」
エマがそんな遊びを考えるなんて思えなかった。
死体とか、死に方とか、そんなこと家で教えるはずもない。
園内にある応接間に通されたあたしは、エマの今日1日の様子について聞かされていた。
「最初は普通だったんですよ? 元気に挨拶をして、自由時間には友達と遊んで……でも、その遊びがちょっと不思議というか……」
そこまで言って口ごもってしまった。
あたしはすぐに昨日の出来事を思い出した。
「死体ごっこ……」
そう呟くと、先生は目を丸くして何度も頷いた。
「そうなんです! その、死体ごっこをクラスみんなに広めてしまって」
困った様子の先生にあたしは「えっ?」と眉を寄せた。
「死体ごっこは別の子がしていた遊びじゃないんですか?」
「いいえ。どの子に聞いても昨日からエマちゃんがやり始めたって答えるんです」
「そんな……」
エマがそんな遊びを考えるなんて思えなかった。
死体とか、死に方とか、そんなこと家で教えるはずもない。



