「わかんないけど、でもなにかしないと……!」
電波もない、電源も入らないスマホが動いているのだから、バッテリーを抜いたって結果は同じかもしれない。
だけど、なにかしていないと落ち着かなかった。
あたしは3台すべてのバッテリーを抜くと、スマホの本体だけ引き出しの奥へとしまい込んだ。
スマホが見えなくなったことでひとまず安堵し、あたしは大きく息を吐きだしたのだった。
しかし、そんなことで簡単に逃れられるものじゃなかったことを、あたしと穂香は思い知る事になった。
30分ほど経過したとき、あたしたちは部屋の電気をつけっぱなしにして起きていた。
とても眠れる状態ではなかったし、暗闇が怖かったからだ。
時々他愛のない会話をする程度でほとんど会話もなかった。
そんな中……。
ゴトリ。
なにかが落下する音が部屋に聞こえてきてあたしと穂香は目を見合わせた。
嫌な予感が体中に駆け巡り自然と呼吸が浅くなっていく。
静まっていた恐怖心がジワリと顔を覗かせて、あざ笑っているような気がした。
そして、気が付いた。
テーブルの下にある3台のスマホに。
それを見つけた瞬間穂香が涙目になった。
「引き出しの中に入れたはずなのに」
あたしはすぐに立ち上がり、引き出しの奥を確認する。
しかし、そこには1台のスマホも入っていなかった。
なぜだか今の瞬間に3台ともすべてがテーブルの下に移動しているのだ。
電波もない、電源も入らないスマホが動いているのだから、バッテリーを抜いたって結果は同じかもしれない。
だけど、なにかしていないと落ち着かなかった。
あたしは3台すべてのバッテリーを抜くと、スマホの本体だけ引き出しの奥へとしまい込んだ。
スマホが見えなくなったことでひとまず安堵し、あたしは大きく息を吐きだしたのだった。
しかし、そんなことで簡単に逃れられるものじゃなかったことを、あたしと穂香は思い知る事になった。
30分ほど経過したとき、あたしたちは部屋の電気をつけっぱなしにして起きていた。
とても眠れる状態ではなかったし、暗闇が怖かったからだ。
時々他愛のない会話をする程度でほとんど会話もなかった。
そんな中……。
ゴトリ。
なにかが落下する音が部屋に聞こえてきてあたしと穂香は目を見合わせた。
嫌な予感が体中に駆け巡り自然と呼吸が浅くなっていく。
静まっていた恐怖心がジワリと顔を覗かせて、あざ笑っているような気がした。
そして、気が付いた。
テーブルの下にある3台のスマホに。
それを見つけた瞬間穂香が涙目になった。
「引き出しの中に入れたはずなのに」
あたしはすぐに立ち上がり、引き出しの奥を確認する。
しかし、そこには1台のスマホも入っていなかった。
なぜだか今の瞬間に3台ともすべてがテーブルの下に移動しているのだ。



